ある日、私は陰毛の部分がものすごい痒みに襲われ、四六時中掻いていないと落ち着かないほどでした。
仕事中も痒みに耐えきれずトイレに行き掻いていました。手で掻くだけでは収まらず、櫛を持参して陰毛部分を力一杯掻いているほどでした。
もちろん、恥ずかしいのでしたが、それ以上に「我慢ができない」という状況だったのと、今まで感じたことがない痒みだったことから自分の身体に違和感を感じました。
もともと皮膚は弱い方だったのですが、明らかにアトピーなどの肌荒れとは違う痒さでした。そして同時に「性病かも」と思い始めました。
ネットで検索すると「毛ジラミかもしれません」と載ってました。
私の症状とピッタリ重なっていたのでドキッとしました。
私はすべての恥を捨てて病院に行きました。
初めて行く性病科にドキドキしながら待合室で待ち、診察室に入りました。症状を話、お医者さんにアソコを見せました。
案の定毛ジラミと診断され、薬を塗ってもらう際に看護師さんが私のアソコを支えたのですが、不覚にもそれに感じてしまい勃起してしまいました。性病というだけで恥ずかしいのに、それだけではなく診察室で勃起してしまい穴があったら入りたい状況でした。
ちょうど風俗に行った2-3日後のことで心当たりはありましたし、セフレとエッチをした翌日のことでもあったのでもはや誰からもらったのかはわからない状態でしたが、とにかく自分の行動を改めようと思いました。
それ以降風俗通いはやめました。その後は飲み薬と塗り薬ですっかり良くなりました。
私は大学生の頃に交際している女性と同棲していました。彼女が咽頭の違和感を訴えたので、一緒に近くの内科医院に行きました。
先生から「風邪でしょう。」と言われ、痛み止めを貰って帰りました。しかし、咽頭の違和感は全然治りませんでした。
そうしているうちに、私も陰部の痒みと咽頭痛が出てきました。
インターネットで症状について検索すると、性感染症の可能性が高いと思うようになってきたので、彼女と一緒に今度は近くの泌尿器科を受診することにしました。
近くの泌尿器科はとても綺麗で明るい雰囲気でした。
先生も若くてとても優しそうな雰囲気でした。
私と彼女は一緒に診察室に入って、症状や時期などについて説明すると、泌尿器科の先生から性交渉の頻度や直近で性交渉した時期などについて聞かれました。
恥ずかしい気持ちはありましたが、正直に答えました。すると、「何らかの性感染症の可能性が高いので、二人とも検査します。」と言われました。
検査の結果は二人とも、咽頭クラミジアと性器クラミジアと診断されました。
クラミジア感染症は抗生物質による治療をしないと完治できないと言われ、ジスロマック錠という薬を処方してもらいました。
ジスロマックを服用し始めてから、2日ほどすると私と彼女の症状は良くなりました。
薬剤師の先生から飲み切るように言われていたので、しっかり飲み切って治療は終了しました。